Ｑ：小さな私
Ａ：大きなわたし

小さな私

「意識ってハートの中にあるの？」

大きな私

「はい、ハートの中に意識やどります。
　脳の中にも意識やどります。
　細胞の中さえ意識やどります。
　体じゅうに意識はやどります。」

小さな私

「私たちは意識に囲まれてる、つまり、
　体じゅうが意識の中にある」

大きなわたし

「その体を一つに存在させているものが意識の力です。
その意識の力がなければ、わたしの体は今ここに
存在していません。」

小さな私

「意識と、思い、の区別は、同じなの？」

大きなわたし

「同じではりますが、違いもあります。
意識とは大いなる大元から直接引かれているエネルギーであり
思いとは、その意識からできている波動です。」

小さな私

「思いと、意識、の違いをもっと詳しく説明して」

大きなわたし

意識とは全体の流れ、光、であり、
わたしの中心のものです。

わたしは意識そのもの存在であり、その中には
まったく分離はありません。

でも、それがいったん体の中にやどると、
その中から思いがわいてきます。

つまり、意識がもっと細分化されたものが思いであり、
感情なのです。」

小さな私

「じゃ、意識と肉体が合体したとき、肉体のフィルターを
通したのが、人間の思いなの？」

大きなわたし

「そうです。」

小さな私

「じゃ、意識と魂との関係を教えて」

大きなわたし

「意識は、意識という全体のエネルギーの流れです。
魂は、その意識を使って体験した、経験の貯蔵庫なのです。

わたしのすべての過去性の体験は、その魂の中に
データーとして存在しています。

意識は常にどこにも存在しています。
これは個を超えて存在しています。

意識こそわたしが神と呼んでいるものであり、
すべての中心、元、なのです。

わたしたちはこの意識体の分かれたものです。」

小さな私

「すべてが大いなる意識の表れ、、、、、
善も悪も、その中での遊びて訳よね」

大きなわたし

「善と悪はこの二元性の地球の学びの中で
大変役にたつものでした。

わたしたちはこの善と悪の中から、
正反対の対立するものの中から、
物事の本質の理解を深め、進化してきました。

それは、わたしたちの魂がその学びを自ら選んだのです。
この地球という星は、そのための美しい星です。

相反するものを味わい、はじめて、
向こう側にある正反対のものの本質を理解するための、
意識の遊びです。」

小さな私

「地球に生まれる魂はそうとう強い魂なんだね。
だってこんな過酷な環境の中に生まれてくるなんて」

大きなわたし

「その通りです。
この地球で生きるということは素晴らしい（すごい）
ことなのです。」

小さな私

「具体的にどんなにすごいの？」

大きなわたし

「まず、魂の成長がいちじるしく進化します。
負の学びゆえの、そこからの進化、発展を体験します。

不の学びとは、痛みをともなう学びです。
痛みの体験は魂に大きな気づきと刻印を残します。」

小さな私

「刻印ってなに?」

大きなわたし

「カルマと呼んでいるものです。」

小さな私

「もっと詳しく教えて」

大きなわたし

「わたしたちが自らカルマ（バランス取り）を創り出し、
転生を創り出し、
体験の多様性と、
あらゆる側面の感情を味わうことを創り出しました。」

小さな私

「この地球で転生して、
より多くのあらゆることを一つの魂が
いっぺんに体験できるってことよね」

大きなわたし

「そうです。
一つの魂の中にあらゆる体験と、
そこから得た感情の蓄積と英知が得られます。
それが魂の広がりになり成長になります。」

小さな私

「じや、地球で生きるってことは
魂の大きな収穫ね」

大きなわたし

「そうです。
でも中には痛みの中から何も学ばないものもいます。
しかしやがて、そのような魂もいつかその中から
学びを開始します。

すべての魂はやがて例外なしに成長
に向かいます。

それが宇宙の意思なのです。
誰一人として例外はありません。」

2003年8月11日、
洋子の「対話ノート」から。